吉泉園ブログ
八女茶を販売している吉泉園のブログです。 日本茶に関する情報やマメ知識、 その他お得な情報などを不定期に 更新していく予定です。
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12月のかわら版
12月ももう半ばを過ぎ、今年も残すところあと半月となりました。
今週頭から奥八女・黒木も気温がぐっと下がり、ひとケタ台の
気温となっております。なんだか雪が降りそうな寒さではあるのですが
九州でこの時期に雪が降ることはもう滅多になくなりました。
20年くらい前までは、普通に大雪になったりもしたものですが。
やはりこれも温暖化の影響なのでしょうか・・・。複雑な心境です。
さて、今月のかわら版はいまだ猛威をふるうインフルエンザについてです。
そもそも緑茶に含まれるカテキンはインフルエンザウイルスに強い感染防止効果を
示します。インフルエンザウイルス液と緑茶カテキン液の混合液を作って
ウイルス細胞への影響を調べる実験では、混合液中のカテキン濃度が
0.0001%という極低濃度でも感染の阻止が確認されています。
緑茶にはカテキンが8~20%も含まれており、ウイルス感染阻止には
特に効果を発揮できる働きがあるのです。
さらに、カテキンは新型インフルエンザウイルスにも効果的と言われています。
インフルエンザウイルスは突起部分を持っていて、それが細胞膜に取り付いて
感染します。カテキンはウイルスのこの突起部分をふさいで感染を防止します。
(インフルエンザの型を問わずこの仕組みは同じです。)
インフルエンザウイルスの感染経路のほとんどが空気感染・・・つまり
口から喉を通して体内に入り感染するので、外出から戻った時に
うがいをするのが良いと言われています。緑茶にはカテキンの中でも
特に強い抗ウイルス作用を持つEGG(エピガロカテキンガレート)が多く
含まれています。そのため緑茶をよく飲み、緑茶でうがいをすれば風邪に
かかりにくくなり、かかったとしても症状が重くならずに済むと考えられるのです。
つまり、”ウイルスが細胞に付着しなければ感染しない”ので、外から
帰った時などに緑茶でうがいをする有効性は高いのです。
また、喉の乾燥も感染のリスクを高めますので、緑茶を常に持ち歩き、
こまめに緑茶を飲んでおくのも感染予防に効果的なのだそうです。
これからますます寒くなってきますので、お体には十分お気をつけて
よいお年をお迎えください。
★★吉泉園HP★★
http://www.yamekandoucha.com/
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